プラトン

〜絶対価値の追求〜

抽象思考が真の知識である。

人間の知識は4つのレベルがある。

1. 影、反射
2. 物体
3. 下位の範疇
4. 上位の範疇(イデア)

人は、馬の影を見る。そしてサラブレットと認識、しかしそれは「馬」というカテゴリーに当てはまる。

現象・具体から形・抽象への昇華がプラトニズムの真髄である。

たとえば、ハンバーガーを例に取ろう。さまざまな種類のハンバーガーが存在するが、なぜハンバーガーと人は認識するのか?それは万物共通のハンバーガーの形があるからだ。その究極のイデアが、現実界に「参加」することで具体が発生するのだ。

「洞窟の比喩」では、洞窟の外の世界が可知界に対応し、洞窟の中の世界は可視界に対応させられている。その洞窟の中で壁に向かわされたまま縛りつけられている囚人たち、「我々自身によく似た」と言われる囚人たちが見ているのは、人形遣いが運ぶ操り人形の影にすぎない。彼らは、それだけが真実であると思い込んでいる。

そのような縛りの状態から解き放たれた人がどのような経験をするかが、この比喩の内容である。結局、そのような縛りから解放し、洞窟の外に導いてやることこそ、プラトンが真の教育と考えるものであった。教育とは、決して(ソフィストたちなら、あるいはそう主張したかも知れないが)知恵を注ぎ込むことではなく、また視力を持たぬ者に視力を植えつけることでもなく、誰もが持っている眼を正しい方向に向けられるように、心魂を向け変えることだとされるのである。



いよいよ、「国家」へ

理想の政府は?政府の形は?正義とは?

哲人政治

最適者支配

寡頭制

民主政

僭主制

で考えた。

正義とは、各々が自分の仕事をベストを尽くすことである。

プラトンの理想の国家は、哲人国家。

王は哲学者

軍人は兵隊

そして商人、農民となり、彼らは世代を超えて立場を変えることができないある意味カーストに近い制度である。

これはアイデンティティの重視であり、それ以外は認めない。プラトンを全体主義の創始者として批判する向きが少ないもの事実である。


美学

プラトンは芸術を肯定するが、それは音楽だけである。美しい物には、美しさが先天的にあると考え、それこそが「秩序」であると考える。当時の芸術で最も秩序化されているのものは、音楽であった。プラトンは演劇を否定した。